総合技術監理部門 令和3年度 Ⅰ-1-5
※問題文及び正答は日本技術士会のホームページから確認してください。
解説
①サプライチェーン・マネジメントでは製品だけではなくサービスも対象となります。
②サプライチェーン・マネジメントでは原材料の調達から消費までの一連のプロセスを対象とするため、生産方法が変わればマネジメントの形態も変わります。
③制約条件の理論(TOC)では、制約条件となっている工程の能力を高めることにより、全体のパフォーマンス向上を目指します。制約条件以外の工程の能力が上がっても、全体のパフォーマンスは制約条件に依存するので意味がありません。
④プッシュ型生産方式では、需要予測に基づいて生産計画をたて、原材料・部品の購買や製品の生産を行います。
⑤かんばん方式ではかんばんは必ず部品に付けられます。部品と情報を一緒に動かすことで、情物一致を図ります。
※情物一致=「情報」と「実際の物の数、状態」が一致していること。
参考
2) 運営管理 ~H28-3 生産管理方式(4)プッシュ型/プル型管理方式~(資格とるなら.tokyo)
3) トヨタ生産方式:かんばん方式とは~導入と進め方・事例(コンサルソーシング株式会社)
4) 情物一致とは~データと現物のズレで生じる問題とその原因(ポスタス)