アウトプットメモ

大豪院 邪鬼のメモです

総合技術監理部門 令和3年度 Ⅰ-1-27

※問題文及び正答は日本技術士会のホームページから確認してください。

解説

①問題文の通りです。

危険予知訓練(K=危険,Y=予知,T=トレーニング)は作業や職場にひそむ危険性や有害性等の危険要因を発見し解決する能力を高める手法です。

KYT基礎4ラウンド法はKYTの基礎手法です。1R(ラウンド)から4Rまでの段階ごとに危険予知訓練を行います。

②ツール・ボックス・ミーティング(TBM)とは、職場で行う作業の打合せのことです。「ツール・ボックス=道具箱」の近くで行われるため、このように呼ばれています。

道具に起因する事故だけでなく、作業全体を対象として安全衛生のポイントを確認する活動です。

③問題文の通りです。

ISO12100:2010において、基本安全規格(全ての機械類で共通に利用できる基本概念、設計原則を扱う企画)が示されています。

その中のリスク低減プロセスにおいて、第一段階かつ最重要段階が「本質的安全設計」です。

④問題文の通りです。

ストレスチェック制度は労働者数50人以上の事業場において実施が義務付けられています。

⑤問題文の通りです。

火災発生時に自力で避難することが著しく困難な者が入所する社会福祉施設や、劇場・飲食店など不特定多数の人が出入りする用途で収容人数が30人以上のものなどが防火管理者が必要な防火対象物となります。

参考

1) 職場のあんぜんサイト 安全衛生キーワード 危険予知訓練(KYT)(厚生労働省

2) 「安全衛生活動」を徹底しよう!(厚生労働省

3) おさえておきたい知識集 法令・安全規格(KEYENCE

4) ISO12100 - 機械安全の基本規格(FACTORIST)

5) 労働安全衛生法に基づく ストレスチェック制度 実施マニュアル(厚生労働省労働基準局安全衛生部 労働衛生課産業保健支援室)

6) 防火管理者が必要な防火対象物(東京消防庁