アウトプットメモ

大豪院 邪鬼のメモです

総合技術監理部門 令和3年度 Ⅰ-1-11

※問題文及び正答は日本技術士会のホームページから確認してください。

解説

①介護休業の対象家族は、配偶者 (事実婚を含む) 、父母、子、祖父母、兄弟姉妹、孫、配偶者の父母です。配偶者の祖父母は含まれません。

②介護休業は対象家族1人につき3回まで、通算93日まで休業できます。

③育児・介護休業法 第二十三条3項によると、要介護状態にある対象家族を介護する労働者に対して、所定労働時間の短縮措置等を講じることは義務となっています。努力義務ではありません。

④育児・介護休業法 第十六条の六によると、

事業主は、労働者からの前条第一項の規定による申出(介護休暇の申出)があったときは、当該申出を拒むことができない。

とされています。

労働基準法 第三十九条10項によると、年次有給休暇の出勤率の算定において、介護休業を取得した期間は出勤したものとみなされます。

参考

1) 介護休業制度(厚生労働省

2) 労働基準法(e-Gov法令検索)

3) 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(e-Gov法令検索)