アウトプットメモ

大豪院 邪鬼のメモです

総合技術監理部門 令和4年度 Ⅰ-1-22

※問題文及び正答は日本技術士会のホームページから確認してください。

解説

①企業の内部環境としての自社の強み(Strength)・弱み(Weakness)と、企業を取り巻く外部環境における機会(Opportunity)・脅威(Threat)を組み合わせた4領域に対して、社内外の経営環境を分析する考え方をSWOT分析といいます。

②市場成長率の高低と、相対的な市場占有率の高低を組み合わせた4象限に、企業が展開する複数の製品・事業を位置づけ、経営資源配分の戦略を分析する考え方をPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)分析といいます。

マーケティング目標を達成するために、マーケティングの4大要素である、製品(Product)、価格(Price)、流通経路(Place)、販売促進(Promotion)を組み合わせ、経営資源を配分して計画・実施する考え方を4Pによるマーケティング・ミックスといいます。

マーケティングの構成要素である価格(Custover Value)、利便性(Convenience)、コスト(Cost)、コミュニケーション(Communication)の4つの効果的な組合せにより、消費者側からみたマーケティングを捉える考え方を4C分析といいます。

4P分析が売り手目線の分析であるのに対し、4P分析は顧客目線の分析です。

⑤自社(Company)、顧客(Customer)、競合(Competitor)、市場(Customer)の4つの視点から、自社の現状と課題、進むべき方向性などを分析する考え方を3C分析といいます。

通常は「顧客・市場」「自社」「競合」という3つの視点で分析する(顧客と市場を分けない)という表現がされます。

参考

1) SWOT分析のやり方とコツ:環境分析から戦略目標を引き出す方法(Synapse Consulting)

2) PPM分析とは? マーケティングの基本戦略策定フレームワークを解説(MarkeTRUNK)

3) 4C分析とは?4P分析との違いや効果的な分析手法(Urumo↑)

4) 3C分析とは?マーケティングでの目的と、顧客・自社・競合の分析方法(List Finder)